2008年9月23日火曜日

City Root Arrived to Philadelphia City!

今日朝5時にフィラデルフィア市内(12丁目とChallowhill通りの交差点)にシティルートがインストールされた。ちょうど現在市内で展覧会をされている彫刻家、伊東敏光さんと知り合いになったところだったので, 一緒に見に行ってきた。プリズム効果で太陽があたると彫刻が赤く色づき不思議だった。





プライベートな場所ではあるが、通りに面しているので道行く人が見ることも出来る。3年間は此処に設置できるので、その間に出来れば建築家の友人を含む専門家の人達の力を借りて、より良い設置場所を見つけたいと思っている。プライベートなオープニングパーティーが10月1日5時から7時にあるということなので、このブログを読んでくれている皆さん、ぜひ来てください。

ところで10月15日まで、ニューヨークの写真家瀧上憲二さんとGOHAN Society の妙子さん宅に滞在しながら、2匹の犬と朝夕を共にすることとなった。動物好きの私に取っては憩いのひとときーとなるはずだったが、搬入が終わってブルックリンに帰ってみるとーこのようになっていました。

2008年9月16日火曜日

Trip to Iraq


9月2日から7日まで、イラク北方山岳地帯クルディスタン自治区で2003年からNGO活動をしているアメリカ人の友人、バーバラと共に美術を使ったワークショップをしてきた。今回三つのワークショップの中でひとつはクルド人の人たちの作った折り鶴を広島メモリアルに送るというもの。二つ目はアメリカで作った木の”ロビング”の隣に、イラクの木のロビングをみんなで作るというもので、素材は日本からの大判和紙と、現地で作ったチャコール。三つ目は私のつなぐ壁プロジェクト、100個のオブジェをクルド人の人たちと交換してきた。壁を築くにはまだまだだが、新しい国が加わってよりつながりの輪が広がったと思う。


現地のアーティストとも何人か知り合いになった。フセインが88年に化学兵器攻撃を仕掛けたハラブジャ出身のアーティストとは随分長く話した。皆アメリカで発表したがっているー自分もまだ自由に発表できている身分ではないのだが、彼らに何とかチャンスを与えることが出来ないものか考えている。ニューヨークにイラク人とユダヤ人のハーフ(!)のオーナーがやっているギャラリーがあると聞いたので、今度たずねてみようと思う。

バーバラには2001-02の間に大変にお世話になったので,私なりに恩返しができてとても良かった。しかし、彼女からはいろいろ深刻な話も聞いて、私のようにゲストで来た者には計り知れない、複雑な問題を抱えた国だというのを改めて痛感した。彼女のようにハードも含めて変えようとしている者には常に戦いがある。解決すべき問題の中にはかなり緊迫しているものもあり、大変なストレスを日々抱え込むことになるのだ。私が目指すのはソフトの緩やかな改革であって、決してバーバラのように過酷なチャレンジではないが、個人が共有した貴重な時間が、それぞれの将来に向かって長期的には何かの形で育ってくれることを願っている。

現地の新聞記事 Behdinan Press2008年9月15日版 p.7
http://www.behdinanpress.com/