2010年8月29日日曜日

かみおとプロジェクトがスタート

現在,林野庁の計画書を東京の事務局のMASAKOさんといっしょに作成している。

テーマは”アートをつかった森づくり”ー植林された森と人間との関わりについて。音楽家の三浦能氏のワークショップも盛り込まれている。

私が使っている和紙は石川県のものだが、100%樹の繊維を使った手透きのもので、この素材に長い間お世話になっている。一般にも森は自然に存在しているだけではなく、紙に代表されるように、人々の生活に形を変えて大きな貢献、関わりをもっている。

今回は、総合監督のような立場でイベントコンサートを企画した。2007年にフィラデルフィアと日本を結んで行ったインターネットを使ったライブの延長で、普通のコンサートというより、森林と都市を結んだ、音の禅問答のようなものにしたいと思っている。イベントに関しては、コンセプトがより解りやすく、印象的に観客の人に伝わるように、日本のミュージシャン(三浦能氏)とニューヨークのSteven Berkowitz氏、それからヴィデオアーティストで、IT技術者KAORI: (Hsiang-Chin Moe)のコラボを成功させたい。それぞれ、とてもいい作家、ミュージシャンなので,いいイベントになると思う。(ヴィデオに関してはいろいろ新しいソフトも使う予定)

それからこのイベントが、インターネットで何処からでもシェアできるようにできたらと思っている。

進行状況はまた追って報告します。

2010年8月28日土曜日

Thank you and see you soon!

前の展覧会で、私のアシスタントをしてくれた直ちゃんが明日、いよいよ日本に帰国の運びとなった。最後の一ヶ月は、とにかくやり残すことがないように、思いっきりはじけることができたようで、今日もとても楽しそうだった。(旅立つ者はうつくしいーという歌を思い出す)終わりよければすべて良し、フィリーズの大逆転みたいに(<ー我々しか解らぬ)素敵な彼もできたし。本当に良かった。今度は栃木の温泉で一緒に湯葉三昧しましょうね。泣けるカードをありがとう。これからも数少ない私のブログの読者でいて下さい。 (カードの一部→)

2010年8月23日月曜日

マサチューセッツへ

昨日の日曜日は、車でマサチューセッツに行って来た。10年前にグループ展で一緒になり、友人となったBeck & CalvoはヴィデオアーティストのMicheleとサウンドアーティストのJorgeのユニットで、フィラデルフィアまでわざわざ私のショー見に来てくれた、数少ないニューヨ−クの作家仲間でもある。

広いスペースに散在するビデオデッキとモニター、サウンド、建物の歴史とプライベートな物語が融合した、いい展示だった。

ひとしきり話をしてから、MASS MoCAへ。久しぶりにルウィットを見る。やはり初期の作品が好きだ。ここでアグネスマーティンの絵のことを思う。二人の制作方法は、ほぼ対局にあるが、ルイットの初期作品とマーティンの作品には、人間の手技とシステムの間からこぼれ落ちた、線、あるいは面の、その揺れるような、非常に繊細で潔い存在感があると思う。晩年になるに従って、作品に強烈な色調と大きさを持たせていくルイットと、自分サイズのカンバスに、自身の手で淡々とうす塗りを重ねて行ったマーティン。マーティンは私の憧れの人の一人である。ルイットを見終わって、アグネスマーティンのことを考えるなんて、なんだか失礼な話であるが、久しぶりに平面の、硬派なコンセプチュアルアートの展示を見て嬉しかった。

そして、不意に今度はニューヨークのMoMAのマチス展を見に行きたくなってしまった。

2010年8月10日火曜日

いつか、外交を語るのに、核を含む武力の問題を語るのがナンセンスな時代がくるといいなと思うし、そうなっていかなければならない。

戦争は、結局は一部の人間が、有限なものを略奪独占しようとするところに起こるが、武力でお互いを制圧、威嚇し続けなければいけない私たちの世界は、まだまだ未熟だと思う。

核をもって威嚇しあう必要性が,戦争を回避するというところに落ち着くならば、略奪しなくても十分に生産できるようにすること、同時にその情報が開かれることが必要である。

資源を略奪するのでなく、資源、エネルギーを作り出す為の技術力の獲得競争ーそれは武力で勝ち取るものではない。そして、如何に正確な、あるいは誤った情報をコントロールするかが国益を語る際の主な興味に移っていくだろう。成熟した時代といわれるには、正しい情報が、最終的には国を超えて享受できるものでなければならない。さもなければ、私たちはボトルいっぱいの水を巡って、どんなことでもやらかしてしまう可能性がある。

油戦争から水戦争へ、死の商人たちに踊らされる社会をつくらないために、私たちにもできる意識改革はないか、考えてみる。

たまたま、大学時代の友人で、現在は金沢で古本屋(http://www.duckbill.co.jp/)を経営している友人に送ったメールが開かれて、彼女の活動や考え方を思い返していたー地方から、今後さまざまな運動も生まれてくるかも知れないな、と思っている。

いぬ、いぬ、いぬ、


ニューヨークでの下宿先、瀧上家夫妻の犬の名前はくまちゃん、女の子なのでいつも私はクミちゃん、と呼んでいる(その方が響きがかわいい)。今、耳の中が腫れていて、朝晩とtea treeオイルで洗って、アロエをつけている。クミちゃんの元気が少しないようなので、昨日は一緒に寝た。




そしてこれが噂のバーマ、近所の住人の子犬で、たまに遊びにくる。あまりのかわいさに、注目を独占されて、クミちゃんは少しストレスがたまっている。亡きお兄ちゃんポーの苦労がわかったかな?





(右)くまちゃんにまとわりつくバーマ
(下)遊び疲れて寝るバーマ

2010年8月4日水曜日

New Studio in NY

昨日、ようやくスタジオの移動が完了ー今日からやっと落ち着いて制作できる。ブラジルから帰って2週間、移動と整理、それに人に会ったりと、制作できない日々が続いていたので、とても嬉しい。グラントのお金も振り込まれることが確定し、日本とのイベントの打ち合わせに向けて今日から資料を整理、連絡を取り合いながら、いい展示ができるように頑張りたいと思う。

ー>ボートとベット2つは天井から吊りましたーボートは滑車で上げ下げ自由、1月に発表します
ー>苦労して組み立てた棚ーすばらしい収納力です

 
50メートル級の樹に登って森を一望する。シャワーのあとの太陽の熱を受けて、あちこちの大地から水蒸気が立ち上る。森が,呼吸しているのを感じる。

樹の枝につなく壁のレンガの小片をそっと置いて来た。





また、次の日には滝のある場所に行ってロビングもして来た。


その他、森や、マナウスの街、いろいろなところにレンガを置いてきたー。